Equipment(機材)

まずは僕が使っている機材を書いてみます。

ターンテーブル:-Gemini XL-500-2台
ミキサー:-Gemini PS565-1台
ヘッドフォン:Sony Dynamic Stereo Headphones MDR-V600
Amplifier(アンプ):Sony STR-DE335
スピーカー:Bose 201series#4 Direct/Reflecting Speaker が2台
Camridge Essenble#4(satellites2台、center1台、surround2台、subwoofer1台)

こんなところです。
アンプ+スピーカーは家庭用のステレオ(コンポ)で十分なんですが
出せる音の量や、音質、録音はアンプに比べると数段落ちます。
だから家でパーティをやったりするには、やっぱりアンプが良いですね。
因みに僕の機材は全部新品で、値段は$2000(約¥240000)ぐらいです。
DJに一番必要なターンテーブルとミキサーで$1300ぐらいだったかな?
もっと良いのを買えばよかった、と後悔してるけど、問題無しです。
なぜ後悔しているかというと、僕のターンテーブルは「ベルト式」だからです。

ターンテーブル(Turntable)

ターンテーブルには大きく分けて2種類あります。
Belt Drive(ベルト式)Direct Drive(磁力式)です。
Direct Driveの方がピッチが一定しているので、Belt DriveよりMixしやすいです。
ではなぜいまだにベルトがあるかというと、安いからでしょう。
5万円も違いはないんだけど、微妙な値段で手が届かない時はベルトですね^^;
他にも違いはあるのですが、これだけ知っておけば十分だと思います。
クラブではほとんどのターンテーブルがDirect Driveを使ってます。
「じゃぁ初めからDirect Driveを買った方が良いの?」
そんなことまったくないです。
確かにDirectの方が質はいいです。けどベルトでも十分カッコイイミックスが出来ます
それに質が悪い方で上手くなれば、良い方でやった時に困らないし
完璧にできると僕は、独断でですけど、思ってます。
買う時にお金に相当余裕があるならばDirectを購入するも良いでしょう。
でも今の僕だったら、そのお金をVinyl(レコード)の購入費に回しますね。
本当にvinylは「あってありあまらない」ですから^^;
因みに、今世界で一番売れているターンテーブルが"Technics SL-1200"です
有名なDJのほとんど(というか、多分全部)がこれを使ってます。

普通のターンテーブルと、ここで言うDJ用のターンテーブルの違いは何でしょうか?
まず、Pitch control(通称:ピチコン)があること。
ピッチコントロールとは、「動かす事によって曲のスピードを変える」ためにあります。
上下に8%ずつ、または16%ずつ早めたり、遅くしたりできます。
ピチコンでスピードを変えて、現在流れている曲と次の曲のスピードを一緒にし
そこからどんどんミックスしていく。
これがtrance DJの基本中の基本です。(ミックスの仕方は次の章で説明します。)
他にも「見易いようにライトが付いている」とか「針の高さを変えられる」など
ありますが、今回はいいでしょう。ミックスにはほとんど関係がないので説明しません

針(needle:cartridge)

ターンテーブルとは別に購入します。
音を出すためのものですからある意味「命」ですね^^
有名所はStantonOrftonです。
二つともいろんな種類がありますが共通して言えるのは「耐久性に優れている」です。
家で練習したり、遊んだりするだけなら耐久性がある方が良いに決まってますもんね。
クラブで回すDJや、raveに出る人達は余分にもう一つや二つ、バッグに常に持ってます。
そのニードルは「クラウドの前だけ専用品」なわけです。

お勧めneedle&catridge:
The Groovemaster II-RM

Price(single):$160

The Trackmaster II=SK

Price(single>:$120

The Diskmaster

Price(single):$95

The 680EL/680AL

Price(single):$100

The 500EL/500AL

Price(single):$50

アメリカドルですみません。日本での針のレートを知らないもので。
細長いのと四角いのと二種類ありますが、違いは耐久性&針先交換可能不可能です。
細長い方は耐久性に優れています。見た目も中々カッコイイです^^;
四角い方の680シリーズや500シリーズも耐久性はまぁまぁです。
そして680/500シリーズのような形のカートリッジは「張りだけ交換が出きる」んです。
もちろん針だけで売ってます。値段も安いです。
どっちの方がいい?と聞かれても一口にどっちとは言えないのが本心ですねぇ。
自分の好きなやつで良いんじゃないでしょうか?
因みに僕は"The Diskmaster"と"500AL"を使ってます。

ミキサー(Mixer)

ミキサーは「ターンテーブルからの音を取り込み(Inputs)、
アンプやコンポ等へ送る(outputs)役割」
を果たします。
ターンテーブルで発生する静電気を発散させる「アース」も付いてます。
いろんな種類が出ているので好みで購入されるのがいいと思いますが
TranceDJをやるにおいて「これだけは押さえていたい!」というところを書いておきます。

1:Inputsが3つ以上ある事
2つで十分なんだけど、CDやMDを繋いだり出来るので。

2:EQ(エコライザー)が3種類(Bass,Mid,Trim)あること
これは大事です。3種類以上あってもオーケーです。 HipHopなどはあまり使いわないけど、TranceやTechnoはガンガン使っていきます。
説明は次の章でします。

3:Cross Faderが交換可能である事
これはあまり良く分からないんだけど、よぉーく耳にするので一応・・・r(^0^;)

4:安すぎるのを買わない・・・
言わずと知れた事、ですね^^;

有名な所は、Vestax,Gemini,Technics,Soundlab,Kam,Citronic,Numarkです。

ヘッドフォン(Headphone)&スリップマット(Slipmat)

ヘッドフォンはモニターするのに使います
モニターとは 「次に繋げる曲をヘッドフォンで聞いて下準備をすること」です。
種類としては:
「かなり大きい音が割れずに出る」
「耳がすっぽり包み込まれる」
「特にBass系の音(ベースやバスドラム)が太く聞こえる」

のを選ぶといいでしょう。
絶対に安易に勝手はいけません。
あとで凄く痛い目にあいますから、ヘッドフォンと言えども慎重に・・・
因みに僕が使っているのはSony MDR-V600です。

スリップマットはその名の通り 「vinylをスリップさせる」のに使います。
例えば曲の頭だしをするのにレコードを前に押したり、逆に戻したりします。
その時にターンテーブルの回転に負担をかけないようにするのが役目です。
まぁ要するに、「スクラッチ(Scrach)をするのに必要」なわけです。
種類はすさまじくたくさん出ているので、これは本当に自分の趣味でオーケーです


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